[st-kaiwa1]みなさん、こんばんよう!
BLASTの Mr. GEN PINK こと、げんさんです。[/st-kaiwa1]
この『世界一分かりやすいケミカルガイズ講座(※あくまで個人の感想です)』は、商品構成がカオスな『ケミカルガイズ&スマートワックス』を(どちらかというと僕自身が)すんなり理解するために始めました。
今回は第3回となります。
もし初回の記事をご覧になっていないのでしたら、是非そちらから読んでみてください。
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第3回:「保護系商品」にはどんな商品があるのか?
それではさっそく「保護系商品」の説明をするよ!
[st-kaiwa1]まず最初に、この「保護系商品」というのは僕が勝手に名付けています。
メーカーの公式サイトではそのような分類はしていませんのでご注意ください。[/st-kaiwa1]
しつこいようですが、この講座では「用途」に注目し、独自の分類としてそれぞれの商品を以下の4つに整理しました。
【ケミカルガイズ&スマートワックス商品の4分類】
01.洗浄系商品
02.保護系商品
03.用具
04.アパレル&雑貨
そしてこのうち「保護系商品」を、「カーワックス」と「被覆剤」に大別し、さらに以下のように細分化しています。
【カーワックス商品の分類】
A:カーワックス
- 形状
- ボディカラー
- 使用部位
- 付帯機能
【被覆剤の分類】
B:被覆剤
- 汚れ付着防止
- 保湿
- 防水・撥水
- UVケア
まずはカーワックスのおさらいから
「ケミカルガイズ&スマートワックス」ブランドのカーワックス商品を説明する前に、カーワックスについて簡単にまとめておきましょう。
【カーワックスについて】
「カーワックス」は愛車に光沢と深い艶を与えるため、そのボディに塗り広げるものです。
またカーワックスに含まれる油脂成分によって撥水効果も期待できます。
その油脂成分というのは天然素材の「蝋(ロウ)」なのですが、高級ワックスにはもれなく”カルナバ”という成分が含まれています。
これはブラジル産のカルナバ椰子の若葉から採取されるものなので、「カルナバ蝋」と呼ばれます。(表記は「カルナバロウ」とするのが一般的なので、以下はそのように記述します)
純度が100%の時はチップ状(もしくは粉末状)の固形物なので、それを石油系溶剤や植物油などにブレンドして使うというわけです。
カーワックスは最も古典的なボディケアの手法です。
それだけに、雨に降られると簡単に流されてしまったり、またその流された成分によってフロントガラスが油膜でギラギラしてしまったりと、なかなか良い状態をキープするのが難しいというデメリットがあります。
そのため、最近ではワックスより手間のかからない「カーコーティング」の方が主流といえます。
【カーコーティングについて】
カーワックスが油脂成分によって撥水するのに対して、コーティングは塗装の上から車体全体を硬い保護層でまるっと覆って保護します。
硬化したコーティングはキズや汚れが付きにくく、また塗装の艶も長持ちさせてくれます。
一度施工してしまうとその効果は長期間持続し、メンテナンスが容易になるのが最大のメリットですね。
そのため新車購入時に同時に施工を依頼して納車を待つ人も多いと聞いています。
なぜカーワックスが生き残っているのか?
ところでカーワックスが時代遅れのケア手法だとしたら、なぜ絶滅しないのでしょうか?
ひとつにはコーティングにも弱点があるからです。
コーティングの欠点は、施工にはある程度の技術と環境が必要なため、結局プロに任せるしかないということがあります。(もちろん自分でやっちゃうクルマ好きの方も大勢いますけど)
要するにカーワックスよりも費用がかかるということですね。
反対にカーワックスにも以下のようなメリットがあります。
- 特殊な道具や専門知識が不要なので、初心者でも手軽に施工できる
- コーティングでは決して出すことができない深い「艶」がある
- 天然由来の成分を使っているものなら環境への配慮もできる
まあ、そんな表面的なことよりも、もっと重要なのは「ワックスがけに使う時間をどう捉えるか」ってことなんですが。
愛車の存在というものを、移動したり荷物を運んだりするための「道具」と捉えるか、人生を豊かにする「パートナー」と捉えるかによって考えが分かれるのかもしれません。
それによって洗車やワックスがけの時間を、道具を手入れする「作業」と感じるか、パートナーとの「対話」や「コミュニケーション」と感じるか、という違いが生じるってことなんでしょうね。
それから人任せではなく自分で体を動かすわけですから、当然愛着も深まるし達成感も味わえますよね。
カーワックスの「形状」による違い
[st-kaiwa1]おっと、気がつくと話がめっちゃ長くなってました。 ごめんなさい。[/st-kaiwa1]
いよいよ「ケミカルガイズ&スマートワックス」ブランドの商品についてご紹介しましょう!
ではまずワックスの「形状」による分類をしてみます。
「ケミカルガイズ&スマートワックス」ブランドのワックス商品には、大きく分けて3つの形状が確認されています。
- 固形タイプ
- 乳液タイプ
- 液体タイプ
それぞれのタイプの特徴と、該当する商品をご紹介しましょう。
【固形タイプ】
固形タイプのワックスは、ムラなく均一に伸ばして塗りこむことがテクニック的には難しいです。
ですがコーティング剤では出しにくい深いツヤを出すことが出来るのが特徴です。
「ツヤにこだわりたい」というのであれば固形タイプがお勧めです。
Project J97
- Project J97
- プロジェクト J97
- 102,600円
この商品はケミカルガイズの超高級ワックスで、お値段なんと102,600円!!!
ですが、純粋なブラジル産ホワイトカルナバを64%も使用しています。
またケミカルガイズのロゴが刻まれた、高級感のある専用アルミケースに格納されているのポイントが高くないですか?
ほら、モーターサイクルのクラッチケースのようなデザインがカッコイイでしょう?
クルマ好きの友人への贈り物なんかに最適かもしれませんよ。
【乳液タイプ】
「ケミカルガイズ&スマートワックス」ブランドのワックス商品には、このタイプが多いです。
[st-kaiwa1]ちなみに「乳液タイプ」というのは僕が勝手に名付けました。[/st-kaiwa1]
公式ではそういう呼び方はしていませんが、他に適当な呼び方が無かったので、この講座では今後そのように呼ぶことにします。
BUTTER WET WAX
- BUTTER WET WAX
- バターウェットワックス
- 16oz 473ml 4,000円
どんな塗装面にもバターの様に溶けやすい、ということからバターウェットワックスと名付けられたそうです。
カルナバロウベースのワックスで、驚くほどの輝きをもたらせます。
簡単に水垢や小傷も取り除くことができ、ボディに深い光沢を甦らせます。
【液体タイプ】
液体タイプはスプレー容器で販売されています。
固形のワックスに比べるとやはり伸びが良く、手早く作業を終えられるというメリットがあります。
力の弱い女性や体力の無い方にも扱いやすいため人気があります。
また撥水効果、水垢落とし、艶出しなど、付帯する機能が多いのも特徴です。
Eco Smart-RU
- Eco Smart-RU
- エコスマート アールユー
- 118ml 噴射ノズル付きボトル 1,400円
これは2011年に生まれた「econe(エコワン) japan limited edition」という商品の復刻版です。
これ一本で洗浄とワックスがけが一度に行えます。
使い方は直接ボディーに吹きかけて、マイクロファイバータオルで拭き取るだけ!
ということでまとめのあいさつ
いかがだったでしょうか。
ワックスがけは洗車以上に手間がかかるため、忙しい私たち現代人には敬遠しがちな行為ではあるんですが…。
でも逆に忙しいからこそ、心を落ち着けて作業に没頭するというのも、ある意味贅沢な時間の使い方なのではないかと思うんです。
今回はワックスの形状を切り口に一部の商品をご紹介しましたが、まだまだ紹介しきれていない商品がたくさんあるので、この講座の中でどんどんご紹介していきたいと思います。
それでは、お楽しみに~☆
ご案内
当社ではカリフォルニア生まれのカーケアブランド『ケミカルガイズ』と『スマートワックス』の商品をお取り扱いしています。
世界の48ヵ国以上で愛されている有名ブランドで、SEMAショーをはじめ、世界中のモーターショー、展示会などで大きなシェアを獲得し、好評を得ている逸品です。
愛車のメンテナンスでお困りの方や、これまでとは違うカーケアグッズをお探しの方など、是非当社にご相談ください。
お買い求めは当社店頭にてスタッフにお声がけください。
※本記事で使用している『ケミカルガイズ』と『スマートワックス』商品の写真は公式サイトより拝借しています。